まぁ目指すはこれなのですが(^_^;),一歩ずつそれに近づく,絶対進化の過程。
ハンドスプリング社はパームデバイス「バイザー」に,アステルのPHSを搭載した拡張モジュール「スマートコム」を発表した。スマートコムをバイザーに装着することで,テータ通信と音声通話が可能となる。発売は秋を予定。
苦境が続くPDAメーカー。パーム社買収ということが,かなり公に話されている(CNET NEWS.COMの記事)。買い手としてあがっているのは,IBM,アップル,ソニーと予想されている。特にアップルは,以前スティーブ・ジョブズが3コムからパームを買おうとした過去もある。また,アップルが買収すべきは,ハンドスプリングであるという意見もある(MacWIRE ONLINEの記事)。早ければ夏,遅くとも今年中にはアップルはPDAを出すだろうし,そのための準備期間短縮のために,パームかハンドスプリング買収は予想されて当然。まぁ独自OSによる,いわばニュートン・ネクストの方がありそうな気がするが。
今までのPDAにとことん乏しかったのはネットワークへの対応だ。外付けで携帯電話やPHSを繋げるなんて,そもそもナンセンスだ。スマートさのかけらもない。IBMからPHS内蔵のワークパッドが業務用として出ていたが,あれがPDAの理想となる。だから,スマートコムは確かな答えのひとつだ。なかなか種類が揃わないバイザーのスプリングモジュールだが,スマートコムがあれば取りあえず十分。それがいちばん確かな,絶対進化だからだ。
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